どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
携帯性を取るか? それとも余裕のパワーやディスプレイサイズを優先するか?

そんな二者択一なノートPC選びの時代はもう終わりです♪
本記事で紹介する「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」は15.3インチの大画面、バッテリー駆動時間、そして、話題のAI機能にクリエイティブな作業もこなすハイパワー。






僕たちが望んでいたモノを薄型・軽量のボディの中にこれでもかと詰め込んだクリエイティブなAIノートPCです。



Lenovoが誇る「Aura Edition」の実力にも興味津津♪
本記事では「Yoga Slim 7i Aura Edition」の特徴や機能、注目ポイントなどをメリット・デメリット両面からわかりやすくレビューします。


概要|Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition
結論|Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9とは?
- これって何?:あらゆる作業を高速にこなす&AIパワーで可能性を広げる15.3型のクリエイティブノートPC。
- 誰におすすめ?:自宅でも職場でも外出先でもストレスなく作業をこなしたい方。大画面&長時間駆動なノートPCを持ち出したい方。最新のAI機能を駆使したいクリエイター など。
- 製品の良いところ:Lenovo Aura Editionのパフォーマンス。AI機能の利便性を余裕で操るパワー。メイン環境をいつでもどこでも持ち出せる など。
- 製品の注意点:要求度が高いユーザー向けの価格設定
- どこで買える?:Amazon製品ページ
付属品&同梱品


- Yoga Slim 7 15ILL9 本体
- ACアダプター
- 電源コード 等
省エネ性能の高い本製品。コンパクトな電源アダプター。




製品仕様|Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition


ブランド | Lenovo |
製品名称 | Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9 |
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 258V |
グラフィック | インテル® Arc™グラフィックス |
NPU | Intel® AI Boost (最大47TOPS) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB (PCIe NVMe/M.2) |
ディスプレイ | LEDバックライト付 15.3型 2.8K IPS液晶 (2880×1800ドット、約1,677万色、16:10、Dolby vision対応、120Hz) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
カラー | ルナグレー |
本体サイズ | 約 343.8×235.4×13.9mm(最薄部) |
重量 | 約 1.53kg(バッテリー・パックを含む) |


レビュー|いつもの作業環境をどこにでも持ち出せる理由


「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」の一番の魅力は幅広い業務に対応可能なハイパワーな環境をいつでもどこでも持ち出せること。
それを実現する本製品の機能や仕様、特徴を次の5つのポイントから紹介します。
- Lenovo Aura Editionの独自機能
- Copilot+ PC準拠の実力
- 大画面を持ち運ぶ!高い携帯性
- デザイン&ポート構成
- 不安のないバッテリーパフォーマンス
Lenovo Aura Editionの独自機能


「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」ならではの機能といえば、「Lenovo Aura Edition」。


- Smart Modes
└ ユーザーの使用状況に応じてPCを制御。AIを用い、プライバシーや集中力、健康、消費電力などをコントロール - Smart Care
└ 必要な場所で必要な時にバーチャルサポートの提供を - Smart Share
└ AI Virtual Smart SensorでAndroid&iOSスマホの写真を素早く共有



ここでは見た目にもわかりやすいSmart Shareを紹介!
事前の設定は必要ですが、スマホをPCにコツンとやると、即座にスマホの写真がPCに。



あとはPCの好きな場所にドラッグ&ドロップでオッケー♪


Copilot+ PC準拠の実力


また、「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」はマイクロソフトのCopilot+ PCに準拠するAIを活用するための次世代PCでもあります。



NPU搭載で、PCローカルでも便利なAI機能をバリバリ活用♪
わかりやすいところで言えば、フォトやペイントアプリで使える「Image Creator」機能。


クラウドに依存することなくラフなイラストからAIがイメージ通りの画像を生成してくれます。
もちろん、WindowsユーザーにはおなじみとなったいつものCopilotブラウザも使用可能。


Copilotキーを1タッチで即座に呼び出し。





こちらは文章の概要や構成、書類のドラフト作成などで活躍中♪
大画面を持ち運ぶ!高い携帯性


14インチクラスのボディに収まる15.3インチの大画面ディスプレイ。
この余裕の作業スペースを気軽に持ち出せるのも「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」の大きな魅力。


重さ約1.53kgの薄型ボディ。



モバイルノートとまでは言いませんが、負担なくこの大画面を持ち出せます♪
電源アダプターやケーブルは持ち運ぶには躊躇することも。


が、「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」は2つのThunderbolt4ポートも搭載。PCへのUSB給電にも対応しています。





携帯性を重視するなら、充電はUSBケーブル1本に任せるのもよいでしょう♪
いつでもどこでもいつも通りの大画面&ハイパワーな環境がここにある。
クリエイターさんにもオフィスワーカーさんにも強力な相棒になってくれるはず。
デザイン&ポート構成


続いて「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」のデザインもチェック。
特徴的な要素は少ないものの、スタイリッシュにまとまる外見はビジネスシーンにも強くマッチ。







随所に散りばめられた使い勝手の良さも本機の魅力です♪
ユーザー層を想定した堅実な作りが印象的。
15.3型2.8K(2880×1800ドット)のIPS液晶ディスプレイ。








高い解像度、充分な視野角、広い色域、120Hzのリフレッシュレートと幅広いユーザーの実用に耐えうるスペックです。
ディスプレイは水平展開可能。対面で資料を囲ってのプレゼンなどもこなせます。


10点マルチタッチにも対応。レスポンスも問題なし。


画面の開閉もスムーズ。片手でサッと展開可能です。







持ち運び用のノートPCではけっこう重要な要素ですよ♪
一方、美しい光沢ディスプレイではありますが、使用場所や作業内容によっては画面への映り込みが気になることも。




しっかり指が収まるキーボードも好感。安定したタイピングが可能です。その打鍵感も素晴らしい。





ここ最近触れたマシンの中では、タイピングは一番快適かも♪
ただ、右小指側がやや窮屈にも感じますね。
大型で扱いやすいトラックパッド。


最近のハイエンドクラスのWindowsノートに関しては、もうトラックパッド操作にストレスを感じることはないですね。


ポート類も必要充分な構成に。



Thunderbolt4ポートが2つあれば、だいたい何とかなりますね♪


- HDMI
- USB Type-C(Thunderbolt4対応)
- マイクロホン/ヘッドホン・ジャック




- USB Type-A(USB3.2 Gen1)
- USB Type-C(Thunderbolt4対応)
- 電源ボタン
- プライバシーシャッターボタン



LANポートが無いのは一応注意?
用途によってはUSBハブ&ドックとの併用も検討を。
不安のないバッテリーパフォーマンス


そして、このハイパワー&大画面を気軽に持ち運べるのは「Yoga Slim 7i Aura Edition」のバッテリーパフォーマンスがあればこそ。
出先での1日通しのハードワークにも耐える余裕のバッテリーライフを実現しています。
- 動画再生時 約13.7時間
- アイドル時 約22.3時間
万が一の際には、約2時間の急速充電(パワーOFF時)にも対応しています。





とは言え、バッテリーに不安を感じることはほぼ無いですね♪


ベンチマーク|Lenovo Yoga Slim 7i Aura Editionの性能チェック


待望のIntel Core Ultra シリーズ2プロセッサー「Core Ultra 7 258V」搭載の「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」。
僕が編集するような動画レベルなら出先でも余裕でこなせる安心のパワー。



その使用感を体感だけでなく、ベンチマークからもチェック♪
- 性能比較|Geekbench
- CPU性能|Cinebench
- 温度チェック|HWMonitor
- オフィス性能|PCMark
- ゲーム性能|ドラゴンクエストXベンチマーク
性能比較|Geekbench


今回もGeekbench 6用いたCPU&GPUパワーをチェックから。(Geekbench 6.4.0を使用)
- Lenovo Yoga Slim 7i(本製品)(Core Ultra 7 258V&Intel Arc graphics)
- THIRDWAVE DX-M7(Core Ultra 7 155U&インテルグラフィックス CPU内臓)
- mouse A5-A5A01SR-A(AMD Ryzen™ 5 7430U&AMD Radeon™ グラフィックス)



上から順にハイエンド、ミドル、エントリーがスペックの目安!
CPUベンチマーク


GPUベンチマーク


結果比較
Lenovo-15ILL9 | THIRDWAVE DX-M7 | mouse A5-A5A01SR-A | |
Single-Core | 2724 | 2246 | 1903 |
Multi-Core | 10500 | 8810 | 5255 |
OpenCL | 26795 | 16702 | 13353 |
「Core Ultra 7 155U」(シリーズ1)搭載のTHIRDWAVE DX-M7に対し、1世代進んだ「Core Ultra 7 258V」(シリーズ2)搭載の本機。そのスペックにも進化が現れています。


オフィス業務だけでなく、写真編集やちょっとした動画編集くらいなら問題なくこなすことができるスペックスです。
さすがにGPU性能では差がつくも、普段使いであれば僕のメイン機であるクリエイティブノートPC(Core i7-12700H&NVIDIA GeForce RTX 3060)にもまったく引けは取りません。



この軽量マシンがここまでやるとは時代の変化を感じます♪
CPU性能|Cinebench


続いては「Cinebench R23」を使用し、「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」のCPU性能をもう一段深堀りします。






- Multi Core : 6700 pts
- Single Core : 1881 pts



シングル強力、マルチは8コアの壁を少し感じる程度♪
マルチコアの実績から、ある程度マシンが想定する主な用途が類推できます。
- 5000:オフィスソフトでのワークに余裕を感じるライン
- 10000:本格的な4K動画編集が視野に入るライン
先の通り、「オフィス作業は余裕、写真編集やちょっとした動画編集なら充分」といった評価の裏付けが取れたといったところでしょう。
温度チェック|HWMonitor
上記のベンチマークと合わせて行った各パーツの温度調査など。
アイドル時






ピーク時






しっかりと冷却。あわせて、ピーク時も極めて静音なファン。この程度であれば作業中も特に気になることは無いでしょう。


オフィス性能|PCMark


項目 | 用途 | 測定値 | 推奨値 |
---|---|---|---|
Essentials | 基本動作 | 10,329 | 4,100以上 |
Productivity | 事務作業 | 9,211 | 4,500以上 |
Digital Content Creation | クリエイティブ | 9,235 | 3,450以上 |
日常用途、オフィス作業のみならず、クリエイティブな作業に関してはもしっかりと視野に入ります。



こちらについても体感通りの評価です♪
これならちょっとした3Dゲームなども思いのほか快適に楽しむことができそうです。
ゲーム性能|ドラゴンクエストXベンチマーク


ということで、「ドラゴンクエストXベンチマーク」で軽めのゲーミング性能もチェックしてみることに。




グラフィック | 評価 | スコア |
---|---|---|
標準品質 | すごく快適 | 7,978 |
最高品質 | すごく快適 | 8,050 |
最高品質、標準品質ともに最上位の「すごく快適」と余裕ある評価。
- すごく快適
- とても快適
- 快適
- 普通
- やや重い
- 重い
- 動作困難



ここは正直、予想していたより出た印象♪
もちろん、ゲーム目当てで入手するマシンではないでしょう。ですが、プレイするタイトルさえ間違えなければ、気分転換にゲームを楽しむのも問題なさそうです。
総合評価


今回は基本性能からゲーム性能まで5つの要素をベンチマークでチェックしました。
オフィス作業はもちろん、最新のAI機能やクリエイティブ作業までそつなくこなすパワーを実体験だけでなく、データーの上でも確認することができました。
内蔵GPUながら、RAW現像などの画像処理を大量にこなしてもストレスを感じるシーンはなかったです。動画編集も僕程度のものなら余裕でこなしてくれますね。
一方、本格的な4K動画などを量産するなら、腰を据えてよりGPUパワーを持つマシンが選択肢に。


幅広い用途で活躍する余裕のパワー。「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」を使い込んだうえでの率直な評価です。
ただ、個人的に感動したのはこのパワーだけではありません。



何より嬉しいのがこのパワーと環境を出先でもバッテリーを気にせず思う存分に使えること♪
だからこそいつものメイン環境を、気軽に出先に持ち出せる。
多くのビジネスパーソン、クリエイティブユーザーにとってまたとない相棒になるでしょう。


感想|Lenovo Yoga Slim 7i Aura Editionのメリット&デメリット


「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」を使って感じた良い点や気になる点をまとめます。
メリット
繰り返しになりますが「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」の魅力を一言でまとめるとこう。



いつものハイパワーな作業環境を気軽に持ち出せること♪
自宅でも職場でも出先でも、場所を選ばずいつもの快適な作業環境を維持できる。その理由となるのがこれらの要素。








- AIもバリバリ活かせるハイパワー
- Lenovo Aura Editionの独自機能
- 大画面で作業領域をしっかり確保
- 薄型&軽量、高い携帯性
- 超快適なタイピング
- 不安を感じないバッテリーライフ
- オフィスワークからクリエイティブ用途まで


デメリット
正直、クリエイティブな用途も含め、ビジネスシーンではほぼ不満を感じない仕上がりです。



それだけに細かいところが気になってしまうケースもあるかもね!
- 画面への映り込みはやや強め
- 本格的な動画編集やゲームプレイには不向き
- 人によってはオーバースペック&オーバー価格
例えば、クリエイティブワークでは重要度の高い光沢ディスプレイ。オフィスワーク中心の方には映り込みなどは気になるかも。


まとめ|どんな場所でもAIパワーをあなたのビジネスに♪


本記事でレビューした「Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition」はパワー&大画面&バッテリーライフと三拍子揃ったビジネスパーソンの相棒です。



いつでも気軽にハイパワーな作業環境を持ち出せる♪
その強力なAIパソコンはあなたの信頼できる右腕になるはずです。


- AIもバリバリ活かせるハイパワー
- Lenovo Aura Editionの独自機能
- 大画面で作業領域をしっかり確保
- 薄型&軽量、高い携帯性
- 超快適なタイピング
- 不安を感じないバッテリーライフ
- オフィスワークからクリエイティブ用途まで
- 画面への映り込みはやや強め
- 本格的な動画編集やゲームプレイには不向き
- 人によってはオーバースペック&オーバー価格







