どうも、ウン十年来の趣味DTMerでもある管理人のひで(@hidetoshitwitt )です。
本記事で紹介する「Edifier MR5 モニタースピーカー」は「Edifier MRシリーズ」の最新作にあたるプロフェッショナルモニタースピーカー。
3ドライバー構成となりよりパワーを増したMR5は本シリーズの最上位モデルと言ってよいでしょう。


俳優・山崎賢人氏がアンバサダーとして登場する広告で興味を持った方もいるのでは♪
今後のEDIFIERのブランド展開や本製品「MR5」への力の入れ具合を想像するとワクワクします。
が、それ以上にワクワクなのがパワフルかつ、モニスピらしいクリアでニュートラルなサウンドです。



一瞬で室内を「制圧」するサウンドは環境が許すなら試すべき!






デメリットを挙げるとすれば、その本体サイズ。ですが、そのサイズこそがサウンド面では大きなアドバンテージにもなっています。



このあたりが本製品のメインターゲットを決定付けそうです♪
個人的にはこの価格帯のモニスピの定番になるんじゃないかなと予想しています。
本記事では「Edifier MR5」の特徴や仕様、メリット・デメリットなどをサンプル機のサウンドをじっくり体験したうえでレビューしています。
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概要|スタジオサウンドを部屋に持ち込む


















結論|Edifier MR5とは?
- これって何?:EDIFIERのモニタースピーカー「MRシリーズ」の最新作。独自の3ウェイ設計、LDAC対応、XLR端子の追加などより強力に進化。パワフルさと精密さを併せ持つサウンドで室内を制圧。
- 誰におすすめ?:作業スペースに余裕のあるDTMer。スタジオ品質のサウンドを気軽に楽しみたい方。リビングやシアタールームなど余裕あるスペースで音楽を楽しみたい方。
- 製品の良いところ:スタジオ級サウンドを自宅に。部屋の音響が一瞬で変化。初心者でも扱いやすいモニタースピーカー。
- 製品の注意点:設置場所には制限も。デジタル入力は非採用。
- どこで買える?:Amazon製品ページ
付属品&同梱品


- MR5 スピーカー
- 電源ケーブル
- スピーカー接続ケーブル
- 3.5mm→RCAオーディオケーブル
- 3.5mm→3.5mmオーディオケーブル
- クイックスタートガイド
- 安全上のご注意 等







本体カラーは「ブラック/ホワイト」の2色


ケーブルは上から順に「3.5mm→RCAオーディオ/3.5mm→3.5mmオーディオ/スピーカー接続/電源ケーブル」。
今回サンプルで提供して頂いた製品は海外版でしたが、国内製品版では日本語にも対応したマニュアルが用意されているとのこと。
製品仕様|Edifier MR5


ブランド | Edifier |
製品名称 | MR5 スタジオモニター |
モデル | EDF100099 |
出力合計(RMS) | 合計110W |
ドライバーユニット | 1インチ シルクドーム 3.75インチ PPコーン 5インチ ペーパーコーン |
再生周波数帯域 | 46Hz~40kHz |
最大音圧レベル (1m距離) | 101dB |
物理接続 | XLRバランス接続(アナログ) 1/4インチTRSバランス接続 RCAアンバランス接続 1/8インチステレオ(AUX入力) |
Bluetooh Ver. | 6.0 |
コーディック | LDAC, SBC |
サイズ | 159mm × 264mm × 280mm(アクティブスピーカー) 159mm × 264mm × 257mm(パッシブスピーカー) |
重さ | 約10.38kg |
カラー | ブラック/ホワイト |
生産 | 中国 |


レビュー|Edifier MR5はここに注目


「Edifier MR5」の魅力や性能を以下のポイントからレビューします。



趣味のDTM視点でも語ります♪
- 室内の音響を一瞬に制圧する
- 室内音響を最適に調整する
- 多彩な接続で楽曲作成をサポートする
- 専用アプリ「EDIFIER ConneX」
- サウンドチェック
- 設置場所には注意する
室内の音響を一瞬に制圧する


「Edifier MR5」に触れてもっとも強く感じているのがこれ。MR5の電源をオンにした瞬間、マジで一瞬にして室内の音響が「制圧」されてしまう。
今回は検証がてらモノが比較的少なめの「14畳の寝室」&モノであふれかえる「7畳の作業部屋」の2部屋で試したのですが、いずれも同様。
- 空間をクリアなサウンドで埋め尽くすパワー(110W RMS)
- 3wayによる低・中・高音域の好バランスなサウンド
- 46Hz~40kHz広帯域をフラットに再現
- 独自ディンプルツイーターで広域均一な歪みない高音質
- ルーム補正機能による環境ごとに最適化されたサウンド調整 など
どちらの部屋でしてもスピーカーが動き出した瞬間、部屋の隅から隅まで、瞬く間に「MR5の音」で埋め尽くされてしまう。そんな印象。
とは言え、難しいことを考える必要は一切なし



「MR5の制圧力」は初期設定のままでも余裕で体感できる!


特に効いているのがこのあたり。
- その圧(最大101dB SPL @1m)を一瞬に部屋全体に届けきるパワー(110W RMS)
- そのパワーに乗っかる低音から高音まで好バランスな緻密&リアルなサウンド
- パワーを上乗せしても一切の歪みがでない音の耐久力
EDIFIERが言うところの” 独自の音響アーキテクチャーと3ウェイ・アクティブクロスオーバー”が本当にうまく機能しているのだなと感じます。


一見、2ドライブのようなデザインも、5インチのベースドライバーを備える3ドライバー構成のMR5。


スピーカー側面にあるベースドライバー用の開口部が印象的ですね。




3.75インチミッドレンジドライバー。


高音域を担う1インチスルクドームツイーター。


5インチベース、3.75インチミッド、1インチツイーターの3Wayスピーカーによって広域46Hz~40kHzのスタジオ級サウンドを再現しています。
もちろん、これらはモニタースピーカーに求められる原音に忠実な音表現、クリアな音質、そして、各音域のバランスの高さにも活きています。


音の定位や分離感、濁りのないサウンドなどモニタリング性能の高さは間違いなく「Edifier MR5」の大きなアピールポイントです。
室内音響を最適に調整する


さらにこだわるなら本体背面の音響ダイヤル、もしくは専用アプリを用いて音響調整も。使用場所の環境や好みに合わせて音響特性の最適化が可能です。



アプリの細かな調整も便利だけど、本体側での高音・低音の調節も手軽でいい感じ!


高音域、低音域ともに「-6dB〜+6dB」の範囲で調整可能です。
設置場所によって最適な調整は思いのほか大きく変わる印象。場所移動した際には最初に細かく調整することをおすすめします。
多彩な接続で楽曲作成をサポートする
多彩な接続方法を備える「Edifier MR5」は楽曲制作から音楽視聴まで幅広い用途での活用を視野に置くユーザーにおすすめです。


背面には左から順に3つの接続端子を搭載。
- RCAアンバランス
- TRSバランス
- XLRバランス



新たに3ピンのXLR入力を搭載♪
一方で、「Edifier M60」には採用されていたデジタル端子(USB-C入力)が非搭載な点は抑えておきましょう。




本体前面には以下の2つの入出力端子。


- AUX
- ヘッドホン出力
ヘッドホン出力も個人の楽曲制作であれば充分に実用に耐えるレベル。夜間も集中して曲作りに励めます。
専用アプリ「EDIFIER ConneX」


「Edifier MR5」ももちろん専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応。シンプルなUI&機能ながらも扱いやすさが特徴のスマホアプリです。

















スピーカー導入当初、音響調整は頻繁に弄ることになるはずです♪
- カスタムイコライザー
- モード切り替え
- 音響のチューニング
- 音量調節
- オーディオチャンネル設定
- 節電モード
- Bluetoothデバイスの選択
- アナウンス音設定
- 電源オフ
- Bluetooth切断
- 初期化
- 取扱説明書 など
必ずしも多機能なアプリというわけではありません。ですが、手元のスマホでスピーカーを細かくコントロールできる手軽さは大きなメリットです。
設置場所には注意する


モニタースピーカーとしてもリスニングスピーカーとしても充実のスペックを誇る「Edifier MR5」。設置場所には少々の注意が必要です。
強力なベースウーファーを備える3ドライバー構成のMR5。


例えば、デスク上で高音質サウンドを奏でてくれる「Edifier M60」と比べるとそのサイズの違いは一目瞭然。仕様的にはこれまでのMRシリーズと比べても一回り大型化しているようです。







作業中BGMを楽しむデスクスピーカーをお探しなら、高音質&高コスパなM60がおすすめ♪




また、趣味DTMer視点でも設置場所や設置方法には気を付けてもらいたい点が。



こちらは特に音響面ですね


限られたスペースにタイトに機材を詰め込みがちなDTM環境。ただ、「Edifier MR5」の特性を活かすなら、左右スピーカーの距離は気を配ったほうが良さそうです。
デスク上にスピーカーを設置したいなら、デスクの横幅は最低でも120cm以上。それでもギリ。また、可能な範囲でスピーカーの左右、後面のスペースにも余裕を持たせたいですね。
正直、無理に机の上に置くよりも、その脇に設置する方法を模索するほうが本機の良さを引き出せるのかなと感じます。



設置スペースに余裕りなら、この価格帯のモニスピ筆頭候補♪
逆に意外とイケそうなのが、広めのリビングやシアタールームなどで映像を楽しむという使い方。


元々、モニタースピーカーということで試させて頂いた「Edifier MR5」。
実際、深みのある低音から繊細で煌めく高音まで、そのニュートラルかつバランスの良い表現はモニスピ用途としても非常に高コスパな製品です。
ただ、もしかするとそれ以上にリスナー用途を重視して開発されたスピーカーなのかとすら感じます。



モニターモードをオフにしたあとの自由度の高さこそがその本領というのは言い過ぎでしょうか?


モニタースピーカーとしてのクオリティとその自由度はトレードオフの関係に。
幸いにしてEDIFIERはそれぞれの環境にマッチした複数モニタースピーカー「Edifier MRシリーズ」をラインナップしていたます。
以下を参考にあなたの好みや環境にあったモニタースピーカーを選んでみてください。
比較|Edifier MRシリーズ(MR3/MR4)


製品名 | ![]() ![]() Edifier MR5 | ![]() ![]() Edifier MR3 | ![]() ![]() Edifier MR4 |
---|---|---|---|
出力(RMS) | 合計110W | 合計36W | 合計42W |
高音ドライバー | 1インチ シルクドーム | 1インチ シルクドーム | 1インチ シルクドーム |
中音ドライバー | 3.75インチ PPコーン | 3.5インチ PPコーン | 4インチ PPコーン |
低音ドライバー | 5インチ ペーパーコーン | ||
周波数特性 | 46Hz~40kHz | 52Hz~40kHz | 60Hz~20kHz |
最大音圧レベル | 101dB | 92.5dB | |
Hi-Res オーディオ認証 | |||
Hi-Res オーディオワイヤレス認証 | |||
コーデック | LDAC, SBC | SBC | |
物理接続 | XLRバランス接続(アナログ)、1/4インチTRSバランス接続、RCAアンバランス接続、1/8インチステレオ(AUX入力) | 1/4インチTRSバランス接続、RCAアンバランス接続、1/8インチステレオ(AUX入力) | 1/4インチTRSバランス接続、RCAアンバランス接続、1/8インチステレオ(AUX入力) |
Bluetooth Ver. | 6.0 | 5.4 | |
マルチポイント接続 | 対応 | 対応 | |
重さ (スピーカー) | 約10.38kg | 約3.85kg | 約4.5kg |
サイズ (アクティブ) | 159mm × 264mm × 280mm | 125.5mm × 220mm × 185mm | 140mm × 228mm × 197.5mm |
Amazon | 価格 | 価格 | 価格 |
既存のシリーズからのもっともわかりやすい変化は、5インチ ペーパーコーンの低音ドライバー追加による3Way化とそれに伴う出力(RMS)の倍増でしょう。


一方、その結果によるスピーカー本体のボリュームアップや価格帯の変化は製品選択に際しての大きな要素になり得ます。
また、マルチポイント接続やLDACコーデックの対応など無線環境での強みはリスニング用意とにおいても違いを感じる機会が増えるはず。
モニタースピーカー&リスニングスピーカーとして大きく向上する体験と、予算も含めた環境とのバランス。



ご自身の目的や用途に応じた製品選択が可能なライナップになっているのではないでしょうか?
感想|Edifier MR5のメリット&デメリット


「Edifier MR5」を使って感じた良い点や気になる点をまとめます。



高いモニタリング能力と心地よい「制圧力」♪
メリット
「Edifier MR5」で特に気に入ってるのがこちら。
- 3ドライバーによる広域にわたるスタジオ級サウンド
- 高出力、高音圧で隅々まで高解像度サウンドを
- パワーを乗せても歪みのないサウンド
- 多彩な接続方法で多彩な機器に対応
- 高い定位&分離感で音をモニター
- LDAC&マルチポイント接続
- 扱いやすい専用アプリ
3Way&特別設計のツイーターなどこの製品の「制圧力」は本当に多くの人に味わって欲しい。モニスピであることを変に意識せずとも、気軽により優れた音を楽しむことができる万人向けのスピーカーにもなっています。








また、この記事ではあまり触れませんでしたが、有線だけでなく無線環境でのハイレゾ再生(LDAC対応)、Bluetooth対応、マルチポイント接続対応など。有線/無線を選ばないハイクオリティサウンドも本製品の大きな魅力に。


デメリット
一方、以下については気になる点も。
- デジタル入力(USB-C)非搭載
- 気軽にデスクに奥にはオーバーサイズ
「Edifier MR5」にはデジタル端子が非搭載。もしかするとPCとの接続などにおいて「制限」と感じるケースはあるかもしれません。





XLR入力の搭載など、手軽さよりもプロユースなクリエイターよりの仕様と言えますね。
ただ、これは強力なBluetoothやマルチポイント接続などの無線接続やオーディオケーブル接続などでカバーできる範囲のデメリットです。
一方、MR5のサイズについては使用場所に「制限」を受けることはありえます。


逆に設置場所に自由度がある環境であれば、このスピーカーの圧巻の「制圧力」。ぜひ、試してみて欲しいと感じます。



マジ一瞬で部屋全体の音が激変するよ!


まとめ|幅広いユーザーに刺さるパワフルなモニタリングスピーカー


本記事でレビューした「Edifier MR5」は3ドライバー構成でパワフルさをましたEDIFIER モニタースピーカーシリーズの最新&最高モデル。



そのパワーでモニスピのその先にまで快適な音を届けます♪


- 3ドライバーによる広域にわたるスタジオ級サウンド
- 高出力、高音圧で隅々まで高解像度サウンドを
- パワーを乗せても歪みのないサウンド
- 多彩な接続方法で多彩な機器に対応
- 高い定位&分離感で音をモニター
- LDAC&マルチポイント接続
- 扱いやすい専用アプリ
- デジタル入力(USB-C)非搭載
- 気軽にデスクに奥にはオーバーサイズ
リスニング能力にも長けるモニタースピーカーですが、リビングやシアタールームなど余裕ある空間で映像を楽しむ際のお供的な使い方も面白いんじゃないかなと感じます。
何にせよこの価格帯のモニタースピーカーの中心的な存在になるであろう「Edifier MR5」。



今ならお得に手にするチャンス♪
この機会、積極的に狙ってみるのも良いのではないでしょうか?
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