どうも、ひで(@hidetoshitwitt )です。
ここ最近の1万円クラスのワイヤレスイヤホンの充実っぷり。目を見張るものがありますね。
機能にせよ、操作性にせよ、ノイキャン性能にせよ、そして、もちろん音質も。いずれかが優れた製品なんてのはもはや珍しくもありません。
ただ、これらをすべて揃えると予算が一気に跳ね上がり・・
本記事で紹介する「EarFun Air Pro 4」は実質1万円以下と低価格ながら、圧倒的な多機能っぷりとこだわりの音楽体験を両立させるハイコスパが際立つワイヤレスイヤホンです。
また、他の多くのイヤホンで感じてきた細かな不満もしっかりと潰しにくる徹底ぶり。使い勝手の良さこそが本製品の真骨頂と言えそうです。
予算1万円なら現状、このイヤホンが最有力でオッケー♪
特におすすめなのはこんな方。
- 予算1万円でお探しの方
- ワイヤレス充電機能が欲しい方
- ストレスなく音楽を楽しみたい方 など
本記事では「EarFun Air Pro 4」の特徴や機能、注目ポイントなどを、実際に使ってみた感想を交えて、わかりやすくレビュー紹介します。
特徴|EarFun Air Pro 4
概要|Air Pro 4とは
- これって何?:一部では「価格破壊」の呼び声も高いEarFunの多機能&高音質なワイヤレスイヤホン
- 誰におすすめ?:価格と機能、音質のバランスを取りたい方、手軽に使える多機能イヤホンをお探しの方、予算設定が1万円以下の方すべて
- 製品の良いところ:価格の概念を覆す圧倒的な機能性、デバイスを選ばないコーデック対応、実用性に優れたノイキャン性能、あと、マイクの音質も良い
- 製品の注意点:LDAC選択時は機能に制限あり(マルチポイントなど)
- どこで買える?:Amazon製品ページ
付属品&同梱品
- Air Pro4 本体
- 充電ケース
- イヤーピース(5サイズ)
- USB A-Cケーブル
- クリーニング棒
- 取扱説明書 等
大判なサイズではないが、視認性に優れる説明書。これはほんと素晴らしい。
イヤーピースは5サイズ付属。真ん中のMサイズは本体にセット済み。
何かしらのこだわりを感じるクリーニング棒とメンテ方法の説明書きも。
製品仕様|EarFun Air Pro 4
ブランド | EarFun |
製品名称 | Air Pro 4 |
形状 | カナル型 |
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.4 |
ドライバー | 10mm複合フィルムムービングコイルドライバー |
コーデック | aptX Lossless/ LDAC / SBC / AAC |
再生時間 | ANC ON:7.5時間(イヤホン単体) ANC OFF:11時間(イヤホン単体) 充電ケース使用:最大52時間 |
防塵・防水 | IPX5 |
重さ | (イヤホン単体)約5g /(ケース込)約56g |
カラー | ブラック |
充電ポート | USB-C |
備考 | 専用アプリ/ゲームモード/マルチポイント/装着検知機能/ワイヤレス充電 |
レビュー|EarFun Air Pro 4はここに注目
ワイヤレス充電も、連続再生時間も、カスタマイズ性の高さも、音質も。少しやり過ぎにも感じるほどに揃えてきたのが「EarFun Air Pro 4」。
その魅力を次の6つのポイントから紹介します。
- 多彩な機能
- アプリ&操作性
- ノイズキャンセリング
- 音(リスニング)
- 装着感
- 外観&デザイン
多彩な機能
Air Pro 4はこの多彩な機能こそが真骨頂。ハイエンドクラスの製品と比べても充分以上に戦える数々の便利機能を備えています。
ちょっと挙げてみると・・
- 独自のノイズキャンセリング技術「QuietSmart 3.0」
- アダプティブ ハイブリッド ANC
- aptX Lossless 対応
- LADC 対応
- Bluetooth 5.4規格 対応
- Snapdragon Sound 技術
- LE Audio & AURACAST 対応
- 装着検出機能
- 最大52時間の長時間連続再生
- 6つのマイク+AIによるクリアな通話
- IPX5 防水性能
- マルチポイント接続
- Google Fast Pair ワンクリック接続
- ワイヤレス充電
- 50ms 低遅延ゲームモード
- 専用アプリ「EarFun Audio」対応
単に多く機能を詰め込むだけでなく、このあと説明する専用アプリの完成度も相まって、使い勝手に優れた製品に仕上がっています。
その圧倒的なまでに投入される機能の前では、マルチポイント接続やゲームモードなどの便利機能も語るまでもないほどに。
今回は個人的に重要度の高い機能を3つに絞って紹介します♪
ワイヤレス充電
EarFunと言えばワイヤレス充電機能。数あるワイヤレスイヤホンの中で「EarFun Air Pro 4」の使用頻度がもっとも高くなる理由がこれ。
ワイヤレス充電があるだけで、常に手元にあるイヤホンになるんですよね♪
もちろん、有線充電にも対応しています。
装着検知機能
EarFunも含め、各社ともになかなか搭載してくれない「装着検出機能」。こちらも「EarFun Air Pro 4」ではしっかり搭載。
それが価格帯の製品に搭載してくれるとは。機能に対するEarFunの本気度が伺えます。
Audibleのヘビーユーザーな僕には本当に嬉しい機能の実装♪
通話マイク&長時間連続再生
「EarFun Air Pro 4」は通話時のマイク性能も優秀。仕事柄、こちらも重視したいポイントです。
- 左右に各3基搭載の高性能マイク
- AIアルゴリズムによる騒音キャンセル
一見地味にも感じるマイク性能。ですが、クライアント様とオンライン通話でのやり取りが多い僕にとっては重要な要素。
特にコンサル業務においては通話品質の良し悪しは、その印象だけでなく信用度にまで影響します。
最近のイヤホンの中ではもっともクリアな音声。複数のクライアント様からの評価です♪
また、抜群の連続再生時間も本製品を業務中、メインで使用する理由になっています。
- ANC OFF:11時間(イヤホン単体)/52時間(ケース込み)
- ANC ON :7.5時間(イヤホン単体)/35時間(ケース込み)
ノイキャンON状態でも、業務中のバッテリー切れは心配なし。(食事中、一度ケースに収めれば、始業から終業までオッケー)
ちょっとした旅行や出張なら余裕で耐える性能だね!
アプリ&操作性
EarFunの魅力は専用アプリ「EarFun Audio」の完成度にも見て取れます。
かゆいところまでに手が届く諸設定は競合製品をリード!
- 詳細なモード変更
- イコライザー(プリセット/カスタム)
- 適応イコライザ
- 各種機能のON/OFF
- 各種設定の変更
- 操作方法のカスタマイズ
- チュートリアル など
多機能なAir Pro 4。設定項目は多いものの、できること自体はオーソドックス。
ただ、他機種で不満に感じる点をしっかり潰してくれるのは高評価ポイント。
特にこの2点は本当に嬉しい♪
「1クリック」操作時の設定
ワイヤレスイヤホンのタッチ操作。誤操作を防ぐためか、「1クリック操作」が無効になっている製品は少なくありません。
ただ、1クリック操作の有無はこちらで選びたいと思うことも多々。
そんな中、Air Pro 4は「1クリック操作」の有効/無効を自由に選択可能。
このちょっとした仕様がストレスない使用感を生み出します♪
「ノイズコントロール」(モード切り替え)の設定
タッチ操作でのノイキャンモード切替の際、ノーマルモードの経由は不要だと感じる方はいませんか?
Air Pro 4は、ここもしっかり対応してくれます。
ほんと、こういった気配りはありがたい。ユーザーの声、しっかり吸い上げてるんでしょうね。
ノイズキャンセリング
「EarFun Air Pro 4」のノイズキャンセリング性能は、EarFun FreePro3など既存のEarFun製品と比べても一段進化しています。こちらも価格以上の満足度。
- QuietSmart 3.0
- アダプティブ ハイブリッド ANC
- 最大50dB のノイズ低減
実際、ノイズ低減に関してはその差は大。既存製品と比べ、特に違いを感じるのがカフェなど外出先での作業時です。中音域に強いのかな。
ノイキャン性能は充分以上に実用的なもの♪
ただ、これでハイエンド製品に追いついたかというと、まだあと一歩二歩、距離がある印象。遮音性はさておき、無音時のホワイトノイズは上位モデルと比べると、まだ少々気になるレベルに留まります。
音(リスニング)
非常に多彩な、そして、優れた機能を誇る本製品。かといって、音質にもリスニング体験にも手抜きが無いのもこの製品の凄さ。
- 10mm複合フィルムムービングコイルドライバー
- aptX Lossless & LDAC 両対応
- Snapdragon Sound 対応
- 30種類のプリセットイコライザー
- カスタムイコライザー/適応イコライザ
コーデック
AaptX Lossless&LDACに両対応。これだけでもこの価格を凌駕する製品と言えるでしょう。
もちろん、コーデックだけで視聴体験が決まるわけではありません。ですが、高まる使用デバイスの自由度だけをとっても、Air Pro 4を選択する大きな理由になりえます。
音質
「EarFun Air Pro 4」の音質を一言で表現するなら「バランス感あるナチュラルなチューニング」。
以前レビューした「EarFun FreePro3」と比べても、まとまりが良くなったのを感じます。
ただ、このバランス感は最近のワイヤレスイヤホンの傾向の1つかも?
分離感にも優れるAir Pro 4。特に前面に出てくるボーカルはほどよくクリア。
ただ、難癖を付けるなら、その背景の音はちょっとゴチャるかなと。ここはまだハイエンドには及ばずです。
とはいえ、価格帯を考えると不満が出るようなレベルではないのは確か。
イコライザー
「EarFun Air Pro 4」はなんと30種にも及ぶプリセットイコライザーを搭載。ユーザー自身が調整できるカスタムイコライザーと合わせ、幅広いジャンルや好みに対応します。
ただ、デフォルトや各プリセット、自分的にはどれもが少々パンチ不足。
ここはEarFun FreePro3の頃と変わらずですね。完全に好みの範疇ではありますが。
一方、カスタムイコライザーになると話は別。
10mm複合フィルムムービングコイルドライバーの性能は自身の好みの音作りにしっかり応えてくれるもの。
プリセットベースのカスタムも。積極的に試してみよう!
装着感
片側約5gの軽量さもあってストレスのない装着感。実際、作業中はほぼ装着したままです。
外観&デザイン
確かに手に取りじっくり眺めると価格なりの部分も。ただ、イヤホン本体も充電ケースも、普段はそれを感じさせない上手な演出が施されています。
見せ方が本当に上手い♪
ケースを開いた際のライトの演出も本製品に上質さをプラスします。
ケースに関しては、イヤホンの出し入れがスムーズなのも良いですね♪
感想|Air Pro 4のメリット&デメリット
「EarFun Air Pro 4」を使って感じた良い点、気になる点をまとめます。
マジで圧巻の多機能モデル♪ ただ、一部の機能には、まだ環境が追いつかない面も。
メリット
「EarFun Air Pro 4」を使って感じるメリットはこんな感じでしょうか。
- ハイエンドに負けない多機能モデル
- ワイヤレス充電にも対応
- 装着検出機能を搭載
- 高品質な通話マイク
- 最大52時間の連続再生時間
- かゆいところに手が届く操作設定
- 実用的なノイキャン性能
- デバイスを選ばないコーデック対応
- 価格を感じさせないデザイン演出
ワイヤレス充電や装着検知機能などのわかりやすい便利機能だけでなく、カスタマイズ性などかゆいところまで手が届き、使い勝手に優れます。
機能性については、他社メーカーを寄せ付けないレベル♪
これだけの機能を積んだ上で、さらにaptX Lossless & LDACに対応と音質にも手を抜かない点も高評価。
そして、これが1万円以下で手に入るというのだから、ちょっとただ事ではないわけです。
デメリット
一方、以下については気になる点も
- LDACとマルチポイントの併用不可
- 適応イコライザは今後に期待
「EarFun Air Pro 4」もLDAC選択時にはマルチポイントなど一部の機能に制限が。LDAC対応のデバイスをお使いの方は注意が必要。
また、採用機種が増えている「適応イコライザ」(やそれに類する機能)は、本製品でも発展途上。
その設定方法には面白みを感じますが、出来上がる音はまだまだ平凡。
聴力に合わせた調整だけではこれくらいが限界か。
もちろん、こういった音作りが好みの方もいるのでしょうが、現状ではβ版位に考えておくのが無難かも。
まとめ|1万円以下で全部入り!? ならこのイヤホンを選ぶべき
本記事では実質1万円以下で手に入る価格とハイエンド並の多機能さを両立するハイコスパイヤホン「EarFun Air Pro 4」をレビューしました。
コーデックについてもaptX Lossless & LDACの両対応と価格を超えるこだわりを見せる製品です。
限られた予算でも全方位に欲張りたい!そんな方におすすめ♪
- ハイエンドに負けない多機能モデル
- ワイヤレス充電にも対応
- 装着検出機能を搭載
- 高品質な通話マイク
- 最大52時間の連続再生時間
- かゆいところに手が届く操作設定
- 実用的なノイキャン性能
- デバイスを選ばないコーデック対応
- 価格を感じさせないデザイン演出
- LDACとマルチポイントの併用不可
- 適応イコライザは今後に期待
機能の多さだけでなく、細かな使用感にもこだわりを感じるProを冠するにふさわしい製品。
機能面では競合製品を大きくリード!
ただし、音質やノイキャンについては、もう少し予算を上乗せできれば、また上の世界も見えてきます。
機能性は圧巻!音質&ノイキャンは価格以上♪
価格を考えれば、余裕で【★5】評価を付けることができる満足度の高いイヤホンです。特に予算1万円以下の方には最有力の製品になるでしょう。
- 予算1万円でお探しの方
- ワイヤレス充電機能が欲しい方
- ストレスなく音楽を楽しみたい方 など
その他、普段遣いや外出用に気軽に使えるサブ機をお探しの方など、幅広い層がターゲット。
EarFunは積極的にセールを活用している印象のブランド。セール価格やクーポン配布など、その時々のキャンペーンもチェックするのを忘れずに。